『正月の飾り用の干し柿や鏡餅のみかんを食べずに捨てても、誰も文句を言わない。でも、お笑い番組で食べ物を落としたり、潰したりすると、『食べ物を粗末にするな』と抗議がくる。そこで使われた食べ物は笑いの神様に奉納したってことにすればいいんや』
「食べ物を粗末にするな」という怒りや焦燥感に似た感情は、
本能的心理でしょう。
かつて、まだ小さな社会で少ない食料を分け合っていた原始的な人間にとって、
食べ物が無駄になることは、それが他者の物だとしても、恐怖だったのです。
なぜなら、自分の取り分が少なくなるからです。自分が生き残るには、
群れ全体の一つの大きな胃袋を満たさなければならなかったのです。
「食べ物を粗末にするな」とよく言う人の代表的な言い分で、
「世界には食糧難で困っている人がたくさんいるのです」というものがある。
やはり、社会全体の食料の配分を本能的に計算しているのです。
しかし、実際には我々日本人が食べ物を無駄なく食べたとしても、
余剰分がアフリカや北朝鮮に渡るわけではないのです。
(むしろ食品を濫費した方が第一次産業に従事する人にとっては良い)
笑いの為に使われた食べ物は、目的外使用をされてはいるが、
確かに「人を楽しませる」為に役立ったのです。
食べ物が無駄になることへの本能的恐怖から超脱して、
素直に笑うのがよいのです。
最近よく目にするようになった
「スタッフが後でおいしくいただきました」
というテロップは、もはやこれ自体が笑い種になっています。
床の上でぐしゃぐしゃになった生卵を一体誰が食べるんだ(笑)
しかし、批判好きで神経症の一部の視聴者の
本能的恐怖を取り除いてやるのには有効でしょう。
そして、使用後の食べ物は捨てましょう。
食べ物の話題になったので、食べ物関連の動画をいくつか紹介。
・ねるねるねるね
母「こんなものは毒です」
・仙台の給食
うちの小中学校の給食は、ニュースで食中毒が話題になった途端に、
目に見えてしょぼくなりました。
食べる量が少なければ食中毒のリスクが小さくなるという魂胆か。
・ビッグチョコレート
童貞男子によるお菓子料理。
・阿部定事件
切り刻まれる男根……。
【日記・随想・与太話の最新記事】






