2009年07月22日

皆既日蝕

世間は(というかマスメディアは)皆既日蝕で湧いていたようですね。

皆既日蝕-2009-07-22 @硫黄島


今でこそそのメカニズムが明らかになっているので
ショーとして楽しめるのですが、
太古の人にとって当然あるべき光が蝕まれてゆく光景は、
世界の終りが来たかのような恐怖あるいは絶望だったでしょう。
現代のインドでも、今日は気絶する者や死者も出たとか。
そんな恐怖からか、世界各地には日蝕にまつわる伝説や神話が多くあります。



●日本
「古事記(こじき)」では太陽の女神「アマテラスオオミカミ」が、
「天(あま)の岩戸(いわど)」という部屋に閉じこもったために、
日蝕が起こったとされている。
(かの「岩戸隠れ」は日蝕に由来していたのかと納得。)

●新羅(朝鮮)
海岸で海草を採っていた延烏朗・細烏女という夫婦を、
大きな岩が日本に運んだ。
彼らが太陽と月の精だったため、157年に新羅で日蝕が起こった。

中国
中国で『天狗(てんぐ)』というと、空にいる狗(犬)のこと。
この狗の番をしている老人が居眠りをすると、
天狗が太陽を食べてしまうために日蝕が起こると考えられていた。

●中国・東南アジア
龍が太陽を飲み込むために、日蝕が起こると考えられていた。
だから、日蝕が起こると、爆竹を鳴らし、龍を驚かせて、
太陽を吐き出させようとした。

●モンゴル
仏教の影響で、「ラー」という龍が太陽を飲み込むために、
日蝕が起こると考えられていた。
モンゴルでは、日蝕の間に死がやって来ると信じて、日蝕の間、
特別なお経を唱えた。

アメリカインディアンのセミノール族の伝説
ヒキガエルが太陽を飲み込むために、
日蝕が起こると考えられていた。
だから、彼らはヒキガエルを見つけると、弓矢で殺したそうだ。

●インド
神々が「アムリタ」という薬を作っている時、太陽と月の間に、
1人の「阿修羅(悪の神様)」が飛び込んで「アムリタ」を横取りしていまう。
怒った神々が、その「阿修羅」を殺してバラバラにした。
すると頭が日蝕を起こす悪魔「ラーフ」に、カラダは彗星「ケトゥ」になった。

●南アメリカ・ボリビアのチリグアニ族の伝説
緑色のトラの姿をした神「ヤグアロギ」が、
太陽を食べるために日蝕が起こると考えられていた。

以上、ここより抜粋



エジプト皆既日食2006年


アフリカ皆既日食(Solar Eclipse in Zambia) 2001
タグ:皆既日食
posted by creepy at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・随想・与太話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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